h-moll♪diary

東京ジングフェラインという合唱団に所属する rentzの練習日記

コンサート

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパン2009

国際フォーラムで開かれた、この、クラッシック音楽のお祭りに
最終日5月5日、行ってきました。
今年のテーマは、「バッハとヨーロッパ」
連れは、友人O倉さんで、
本当に、楽しいひと時でした。

まず、ピエール・アンタイ指揮、ル・コンセール・フランセの
バッハのカンタータ、BWV93,BWV33。
歌手陣は、キャサリン・フーグ(ソプラノ)、
ダミアン・ギヨン(カウンターテナー)、
ハンスーイェルク・マンメル(テノール)、
マティアス・フィーヴェク(バス)

個性的なチェンバリスト、アンタイが、指揮をするのがとても
楽しみでした。
始まって歌手とアンタイが舞台に出てきて・・・
あれ?コーラスは?
居ません、出てきません。
ま~このコンサート、コーラス・パートもソリストが歌うみたいでした。
なんて、お得な、名だたるソリストのコーラス・パートなんて
そうそう聞けるものでは、ございません。

本当は、BWV178の予定が、33に変わり・・・
こういう変更は、このお祭りのあちこちで、聞かれ、
悲鳴があがったり、満足の声が聞こえたり、いろいろでした。
まぁ、みなさん、なさりたいようになさるみたいで・・・(笑)

それで、このコンサートはどうだったかといいますと、
33番、当たりでした。
カウンターテナーの、本当に美しいアリアがあり、
これ一曲だけでも、聴きにきたかいがあったというものです。
オケは始め鳴らなくて、ちょっと混沌としてましたが、
次第に、調子をとりもどし・・・

しかし、アンタイ・・・弾き振りかと思ったら、
指揮のみでした・・・ちょっと残念。

次に、フイリップ・ピエルロ指揮、
リチェルカール・コンソートの
バッハ、ミサ曲ト短調BWV235と、同じくバッハの
マグニフィカト ニ長調BWV243
歌手陣は、
マリア・ケオハネ(ソプラノ)
アロメ・アレール(ソプラノ2)
カルロス・メナ(カウンター・テナー)
ハンス=イェルク・マンメル(テノール)
ステファン・マクラウド(バス)

このコンサートは、
マリア・ケオハネさんとステファン・マクラウドさん
目当てに買ったものでした。
ケオハナさんと、マクラウドさんは、
2008年2月に行われた、
フェルトホーフェン指揮の
ヨハネ受難曲
で、
本当にお気に入りとなってしまった
歌手でした。
その二人が歌うというだけで、期待は高まります。

そして、期待は裏切られるどころか、
大いにむくわれました。
このコンサートもコーラス無し、ソリストが
コーラスパートも歌うという、
本当に夢のような演奏。

あの、ケオハナさんが、ソプラノ1のメリスマを・・・
あの、マクラウド様が(もう、様になっている)バスのメリスマを・・・
なんて、夢のよう・・・。
だって、私の大好きなバスのソロ、
Quia fecit mihi magna
を歌うだけでも嬉しいのに。
この曲の今回のバッソは、チェロ、コントラバス、
チェンバロ、オルガンでした。
私の好みの取り合わせで、余計に嬉しい~。


その他、ハッとしたところは、
Et misericordia
この、アルトとバスのデュオの美しい曲は、
本当に、私のお気に入りですが、
一番最後のtimentibus eumの時に、
普通の演奏では聞かれない歌い方をカウンターテナー
がしているのに、ちょっとびっくりしました。

何かというと、普通では伸ばすところを
刻んで歌っていたわけなんですが、それが、ナイーブな
響きで素晴らしかったのですね。
帰って、スコアで確認してみましたところ、8/12拍子の
この曲の30小節目の付点4分音符が8分音符3つに
分かれて演奏されていました。
次のバスの8分音符のトリラーも無視されて、
正確に8分音符を刻んでいました。
しかし、切るのではなく、あくまでスーパーレガートの
中でしたので、楽曲に障ることなく、
むしろ、楽曲がここで終わるんだという目印になるような
そんな、ボン・グー(趣味のよい)なバロキッシュな終わり方
でした。
なんか、それだけでも、この指揮者のセンスというのが
うかがわれます。

そして、次の曲Fecit potentiamの
崩壊寸前まで速められたこの、テンポの対比。
まあ、タダモノではございませんなぁ~。

ピエルロの指揮は、アパッショネイトで、テンポも速め。
とってもノリノリ感が強い演奏で、
いや~~、堪能しました。
ピリオド楽器も、良く鳴っていました。トランペット、素敵。
トラヴェルソ綺麗。
そうそう、面白かったのが、オケのピッチの合わせ方。
チェロの人が、コンミスまで、歩み寄っていって
楽器を向かい合わせて合わせて、
それを持って今度は、コントラバスに赴き
やっぱり、楽器向かい合わせで合わせ・・・
なんだか、共鳴させているようで、とても、ヴィジュアル的に
面白かったです。
おかげで、ピッチの揃ったオーケストラ・・・
素晴らしい~。

満足しつつ、会場を後にしました。



アマールと夜の訪問者

「音楽工房のあ」のクリスマス・コンサートに、行ってきました。
我らがI澤副団長が、三博士の一人、黒い王様
バルタザールを演じるとおっしゃるので、
嬉々として出かけました。

この、オペラは、メノッティ作曲の
テレビ用に書かれた、クリスマスの物語で、
足の悪い貧乏な少年アマールとお母さんの家に、
星に導かれてイエス様を探す
三人の王様が、訪ねて来て、
一夜の宿を貸してもらい、
事件が起こるというお話です。

現代作曲家の音楽なので、
和音が、とっても微妙。
まるで、プロコフィエフのような
所もあり、ムソルグスキーみたいな
バス進行の所もあり、
これは、音を取るだけで、本当に大変な
作品だと思いました。

I澤さん、楽々と現代ものをこなして
いらっしゃり、本当に、尊敬・・・。
しかも、一番うまい・・・(身内ひいきではございません。)

奇跡が起き、アマールの足が治る所は、
一番感動するところです。
「あるける~~♪」
I澤さんのバルタザールのバスが会場に響きます。
「歩ける~」メルヒオール王の声
「歩ける~」カスパール王の声
「本当に~」お母さんの声
「ダンスもできる~」アマールが歌い踊ります。

英語の動画がありましたので、ちょっと、ここに
貼り付けておきます。

http://jp.youtube.com/watch?v=cRUYJGM9jo0&feature=related

日本語版は、分かりやすく楽しく
これは、本当に素敵でした。

本当に、素敵な、クリスマスの贈り物でした。

ル・コンセール・スピリテュエル

2008年10月28日オペラシティ

ル・コンセール・スピリテュエルを聴きにいきました。

いや~。なんというか、お祭りみたいでした。
なんたって、ナチュラル・トランペットが8人右に。
ナチュラル・ホルンも9人左に整列。
お互いに、戦争するように、高らかに合戦。
はっきりいって、私は、耳が痛かったぞ~。
第一部終わったら、帰ろうかと思ったもの。

でも、休憩時間友人に会って、お話しているうちに、
立ち直って、第二部へ。

弦が厚い厚い。綺麗。コンミス、とてつもなく上手。
木管の音は、聴いたことのないサウンドになっていて、
びっくり。
バロック・オーボエは、2,3本だと、ちゃんと
オーボエだってわかるのですが、
10本くらいで合奏されると、ほとんど、
別の音になっているのが、とっても不思議。なんか、
ちょっと、柔らかい音のパイプオルガンみたい。
それを聴けただけでも、来てよかったかな~なんて。

金管は、さっき言ったように、戦争だし(笑)
トランペット軍団は、片手を腰に、もう片方の手だけで
楽器を持ち、高らかに大音響で演奏。
一方の、ホルンは、性格なのか、
持ち方もばらばらで、ほとんど、下を向いて
でも、大音響。

オペラ・シティ、タケミツ・ホールが鳴っているの
初めて聞きました。なんというか、圧巻。

指揮者のエルヴェ・ニケは、お誕生日だったらしく、
ハピバースデーと、ケーキを貰っておりました。
笑顔が、とってもよろしかったです(^^)

秋冬、コンサート

エルヴェ・ニケ、ル・コンセール・スピリテュエル
は聴いてみたいので、チケット取りました。
古楽器の大オーケストラが、どんどんひゃらら~と
音出すのを聴いてみたいだけなんですけど。

それから、こちらのブログでも話題にしました、
聖アレッシオのタイトルロール、
アレッシオ役のカウンターテナー:フィリップ・ジャルスキーが
来日するみたいなんで、
やっぱり、予約入れてみました。

それから、チェンバロのラース・ウルリク・モルテンセンは
聴きにいこうかと思ってます。
レオンハルト様が絶賛なさっているというし。バッハだし。

クリスマスは、メサイアかオラトリオか。
カンタータは機会を見つつ・・・。

音楽じゃないけど、狂言とか現代劇なんかにも
行く予定です。
まぁ、夏、どこにも行かなかった反動かもしれません。

そういえば、
弟が私達のミサ・ロのコンサートの感想をくれました。
チェロが上手かったそうです。
(弟はヴィオラ弾きです)
あと、ティンパニのお姉さんが、頑張っていたって。
Cum Sancto Spiritu入りのの時に
私の声が聴こえたって・・・(^^;)ホンマカイナ・・・


チェンバロの先生も来て下さって、

「指揮者は本当に良く振っていた。
オルガンをもうちょっと大きい音にしてもいいのでは。」

との感想をいただきました。
オルガンは、F島先生にお聞きしたところ、
あれが、MAXヴォリュームで、あれ以上だと
オルガンを大きいのに、とりかえなければ、
ならないそうです。

そういえば、ムジク・フェラインでレクイエムを歌った時の
あの、オルガン、あれは素晴らしかったなぁ~。

・・・なんかオルガンも聴きたい気分になってきました。
すっかり秋気分の今日この頃です。

フェルトホーフェンのヨハネ、その2ミーハー編

コンマスにサインをもらった、我々(私とO倉さん)は、
にわかに勢いづき、
楽屋口で、他の人々の
サインもゲットしようという事になりました。
(こういうのは、本当に、ミーハーな勢いがないと
ナカナカ出来ません・笑)

ここは、厚木で、我々の地元。
そして、ハコは、文化会館で、二人とも中まで良く知っている
所です。
ここで、行かなくて何処で行く!決行あるのみ!
行け行け、ひゅう~ま~~~どんと行け~~♪

って事で、楽屋口で、待っておりましたら、
移動のバスに乗るために、けっこう早くみなさん
出ていらっしゃいました。

ヴィオラ・ダ・ガンバのミケネ・ヴァン・デル・ヴェルデンさんに
頂きまして喜んでおりましたら、(ワタシはガンバ・ファン)

出てまいりました。イエス役のステファン・マクラウドです。
この方は、御髭とメガネで、プログラムとは、別人の
今日この頃のお姿ですが
(まあ、だいたい、女性歌手は
プログラムとゼンゼン違うってのが普通ですが・・・
だいたいは、え・・・本人?
サインもらうのに、躊躇するほど別人・・・とか・笑)

マクラウドさんは、今のお姿の方がイエス様らしいですね。
快く、サインに応じて下さいました。

ヴォルフ・マチアス・フリードリヒは、
やっぱり、しゃべる、しゃべる、しゃべる~~~!
見るからに、パワフル。話してもパワフル。
ワーグナー歌手でもあるみたいで、
さまよえるオランダ人・・・まんまじゃん(笑)・・・

そして、何度かサインを頂いていながら、
いつも、隣のロビン・ブレイズと、長話をしてしまい、
あんまり話せなかった、ゲルト・テュルクさんと
やっと、ちゃんとお話する事ができました(*^^*)

そんなことをしていましたら、
「ヤア、僕、コレコレ(写真を指して)、ボクのサインもどうぞ!」
と、なんと、向こうからやってきたのは、
テノール歌手のアンドルー・トータスです。

~~~~~!!!サインを向こうからってのは、
初めてです(笑)なんか、可愛いです。

他のブログで、風邪じゃないのかとか書かれていましたが、
全くその様子はなく、元気そうでした(^^)

そして、ソプラノ歌手のマリア・ケオハナさん♪
本当に、素晴しかった、私はあなたの声で、泣いてしまいましたと、
伝えました(^^)伝えられて良かった。
神様ありがとうございます☆
そしたら、Thanksと、ハートマークまで、書いて下さいました。
もう、すっかり、ファンです♪すっごい、優しいし、
綺麗な声だし。

最後に出てきたのは、
指揮者のフェルトホーフェンさんです(^^)
「寒いところ、待たせてしまって、ごめんね~」
なんて、優しい声までかけてくださいました。
本当に、素晴らしい演奏でした。
また、日本に来て下さいね~~♪と、
ちゃんと、伝わったかどうか(笑)

本当に、最後まで素晴らしい一日でした。
名古屋に旅立つ、バスに手を振って、
我々も、家路についたのでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで、3月21日 22:25~0:40
NHK「芸術劇場」で
紀尾井ホールでの、ヨハネが放映されるみたいです。
詳しくは、追ってお知らせいたします。
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