h-moll♪diary

東京ジングフェラインという合唱団に所属する rentzの練習日記

2007年01月

ひき続きヘレヴェッヘについて

引き続き、ヘレヴェッへについて、少し書きます。

この方は、レオンハルトとアーノンクールが、
ピリオド楽器でバッハのカンタータ集を録音している時、
その合唱指導をしていらしたというのが、私が初めて聴いた
噂でした。

ああ、それで、声に関するアプローチが素晴らしいのかなって
後の、コレギウム・ヴォーカレを聴いて思ったものです。

それにしても、本当に彼の、98年版ミサ・ロ短調を聴いた時の
美しさといったら。
Et incarnatus estの、Sの発音の美しさ・・・
天使が囁いているみたいです。
本当に神秘的なこの曲にぴったりです。

去年、来日して、やっぱりミサ・ロ短調を演奏した時は、
このSの発音はあんまり聞き取れなかったのですが、
コレギウム・ヴォーカレは本当に素晴らしかったです♪
ヘタをすると、ソロ陣より、良かったかも。
(いや、私の意識が合唱に向いていたせいも、ありますね。
こんなに、合唱に注意を払って聴いたのは初めてですし。)
もちろん、ヘレヴェッヘは素晴らしかったです。

コンサートの話になった所で、
ブリュッヘン、来日しているんですよね~
来週は、サントリーホールでモーツァルトじゃないですか。
聴きたいですけど、時間が取れるかどうか・・・
次の日の仕事の関係で、微妙なんでチケットは
まだ買っていないのですけど、
できるだけ、行きたいな~と思ってます。

練習とCDと声の事

昨日はあの後、ヘンレ版のモーツァルトの
クラヴィア集のナンネルの為の曲集とか、
グラスハープの為の曲なんかを弾いて
モーツァルトのお誕生日を祝ったのでした♪

先週の金曜日の練習の事を書きます。
Cum Sancto Spirituは、最後まで行きました。
なんとか合わせで、音は取れました。やれやれ。
しかし、いかんせん、声の問題がずーーーーっと私の前に
立ちはだかっております。
練習していくしかないのかな~
効果的な練習方法はないのかしら・・・
な~~んて、すぐ楽をしたがるのは、良くないのは分かっていますが。

今回先生がおっしゃった事
☆キリエ1の冒頭。ソプラノ1は2小節目のキリエはソプラノ2の上がる音を受けて、そのパワーをもらって、鮮烈に出る事。

☆キリエ1の33小節目テナーのキリエは音は上がるけれども、大声にならないように。淡々とひたひたと。

☆37小節目ソプラノ1の入りの、キリエのKの発音をはっきりと。ソプラノ1はものすごく、神聖な気持ちで。張り切って出て来ない事(^^;

Cum Sanctoもそうですけど、ソプラノ1は張り切りすぎているみたいで(笑)
みんな頑張って音を取って来ているし、小さな声だと他のパートと混ざると
聴こえなくなっちゃって、行方不明になるからなんでしょうね。
(私だけかそれは(^^;)
でも、本当は、他のパートの音を聞かなくてはならないんですよね。
アンサンブルなんだから。分かっているけど、難しいです。

そうそう、ヘンゲルブロックとヘレヴェッヘのCD届きました。
ヘンゲルさんのは、クレドのオルガンが何か好きです。ポコポコ言ってて。
ポジティブっぽいし。

オルガンっていえば、関係ないけど、
ムジクフェラインのオルガンは素敵でした。本当に暖かい音で。
音響もふわ~~~~って感じで。
また、我々が初めてホールに入ったときに、オルガニストの
ロナルド・ペーターさんが練習していたんですよね。
モーツァルトのレクイエムのキリエを。
それは、もう、全身に震えが走るほど、凄かったです。
ヌミノースの感覚っていうのでしょうか。
一瞬、没入してしまい、M尾さんのおっしゃる説明が
何も聞き取れませんでした。

で、話を戻して(笑)
ヘレヴェッへの方ですけど、
新しい録音かと思ったら、古い録音でした。ヴァージンから出てるCD集です。
歌手が違うし、ハルモニアムンディ・フランスよりも、
ちょっと前に録音された物みたいです。

私は、ハルモニアムンディ・フランスの1998年に出た版が
ものすごく好きなので、比べてしまいますけど、
同じ、ペーター・コーイのバスでも、やっぱり、違う。

1998年版の、コレギウム・ヴォーカレのアルトの声が
最高に好きなのです。
何が違うのかな~。カウンターテナーが入っているからでしょうか。
Et expectoの61小節目の、アルトのEt vitamと入る声なんて、
もうもうもう美しいったら!
ソプラノ1の声も、Terra paxは星に手が届くくらい美しいし。

カウンター・テナーじゃなきゃ出ない声ってあるのかな~
女の人じゃ、イメージしても無理なのかな。
なんて、私は、ソプラノなんですけど(笑)

そーんな事を考えつつ、暮らしている今日このごろの
私です。

おめでとうアマデウス!

bornhous1.jpg

さっき思い出しました。
今日は、モーツァルトの誕生日ですね。
もう寝ようと思っていたのだけど、
一言だけ。
おめでとう、アマデウス!

CDの事など

今日も、チェンバロのレッスンの後、
YAMAHAに行き、いろいろ物色していたら、
バッハのチェロ・ソロがBGMにかかりました。
五番のクーラントがギターのトランスクリプションで
ポロポロと。

チェロ・ソロはね、
やっぱり、チェロじゃなくては。
な~~~んて、偏狭な事は言いません。
レオンハルトのチェンバロ・バージョン好きですもの。

しかし、何と言っても、ウィスペルウェイのチェロが好きです。
彼の、ライブの無伴奏組曲のCDが出るって話は、
どうなったんでしょうかね。
来年の来日までには、出てほしいものです。

Cum Sancto Spirituの方は、なんとか大丈夫になってきました。
そうそう、ヘレヴェッヘの新しいミサ・ロ短調とヘンゲルブロックのを
HMVに頼みましたけど、果たしてどんなものでしょう~
楽しみなのです。

しかし、ザルツブルグのCD屋さんで見た、
ルネ・ヤーコプスのDVD入りCD集ってのは
こっちでも、検索すればあるのでしょうかネ。
ヘレヴェッヘのバッハのマグニフィカトEs-durのやつも、見つからないし。
買ってくれば良かったです~~~はぁ。

不調和

私を取り巻く世界の
あちこちから不協和音が聞こえ
へとへとに疲れてしまった時

バッハのミサ・ロ短調を歌える私は
なんと幸せなんだろうと思う

本当にありがとうございます
本当に

どうか、私からこの時間を
とりあげないで下さい
プロフィール

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