h-moll♪diary

東京ジングフェラインという合唱団に所属する rentzの練習日記

クレンペラーのミサ・ロ短調

朝起きて、頭の中で音楽が鳴っている事が、
よくあるんですけど、
今日の目覚めは、フィガロのケルビーノのアリエッタでした。
Voi che sapete Che cosa e amor,Donne,vedete S'io I'ho nel cor.
なんでやねん(笑)
毎日、ミサロを聴いて勉強しているのになぁ。
20061107165129.jpg


っていう事で、クレンペラーのバッハ・ミサ・ロ短調です。
これは、指揮のF先生からの、お勧めだったので聴いてみました。
録音は1967年ロンドンのキングスウェイホール。
BBC chorusとニューフィルハーモニア・オーケストラ演奏。
もちろん、モダン楽器での演奏です。

ここの所、ピリオド楽器で415Hzのミサロしか聴いていなかった
私なので、ちょっと、襟を正して、正座して(嘘)聴いてみました。

おお、やっぱり、すっごい重厚な。オケも合唱も。
風格があるっていうか。
これ、慣れるとけっこう気持ちいいかもしれない~

大好きな、Et in terra pax
これが凄かった。
重量感があって、本当に大地に平和をって感じの音楽だった。
私の好きな、ヘレヴェッヘ指揮のミサロでは、
このEt in terra paxはもう、美しくて美しくて、星に手が届きそうな
演奏なんですけど、考えてみれば、テクストは地には平和をなんですよね。
グロリアは三拍子で、天の栄光を表し、テラ・パクスは四拍子で安定と努力の数。
地には平和を。安定を。
だとしたら、重厚なクレンペラーの方が、テクストには合っているのかもしれないな~なんて思いました。
でも、ヘレヴェッヘのEt in terra paxはもう、大好き。
一番好きかもしれない。こんなに美しい声で歌えたら、本望だろうな~

なんて、思いつつ、11月3日に録った練習のMDを聴いてみる。
天と地ってこの事でしょうか。
ううう~~~なんていう酷い声でしょう~~(;;)特にソプラノ1。
っていうか、私の声だ、私の。
最初の合わせの所なんて、みんな行方不明になって、指揮のF先生に
歌って助けられているし。しかも、先生が一番綺麗な声・・・(;;)
先生は、テノールなのに、すっごい綺麗なファルセットでソプラノ1を
歌って下さって・・・

次回こそは・・・と心に誓う私でありました。

船出

2006年11月3日。
東京ジングフェラインの、記念すべきミサ・ロ短調の初練習の日だった。
・・・だったのだが、
私は、集合時間を間違えて、遅刻してしまった困った
本日は、初練習の前にソプラノ1と2のパート分けを
指揮のF先生がして下さる事になっていた。
しかし、遅刻して茫然自失の私は、遅れた事を謝るのも忘れて、
いきなり、酷い声を出す事に。(ううう、先生すみません)
しかも、絶対にソプラノ2だと思っていたら、
ソプラノ1っておっしゃって。
あらららら~~~練習してきたの、ソプラノ2のパート悲しい

気をとりなおして、音をとるけど、体制を立て直せないまま、
途中で、行方不明になるし、気が抜けてるのかヴィヴラートが恐ろしくかかった声に
なってしまうし、何か、上だけで体の無い声で・・・(まあ、声以前の問題なんですけど、とほほ)
ううう、すみません~~~~~

しかし、本当にソプラノ1なの?歌っていいの?あの、美しいEt in terra paxを私が歌えるの?
なんだか、夢みたいです。
私、頑張りますから~~~ラブ
プロフィール

drecom_rentz

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ