h-moll♪diary

東京ジングフェラインという合唱団に所属する rentzの練習日記

「平安、汝にあれ」

平安についての聖言をいただきました。

いろんな事があって、心が騒ぐ時に
どうしたら、心を鎮めて歌えるのかという
問いへの答えです。

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ヨハネによる福音書第14章27節

「わたしは あなたがたに平安を残します。
 わたしは、 あなたがたにわたしの平安を与えます。

 わたしがあなたがたに与えるのは、
 世が与えるのとはちがいます。

 あなたがたは心を騒がしてはなりません。
 恐れてはなりません。」

”Peace is what I leave with you;
 it is my own peace that I give you.

 I do not give it as the world does.

 Do not be worried and upset;
 Do not be afreid.”


ヨハネの14章1~31は最後の晩餐のあと、弟子達に
語られた イエスさまの遺訓だと言われています。

第1節 
「あなたがたは 心を騒がしてはなりません。 
神を信じ また わたしを 信じなさい・・・

と始まるこの章は
この世を去る前に 弟子達に語られた最後の教え
で 平安と喜びと希望を与えようとするイエスさまの
深い思いに満ちあふれています。

Soli Deo Gloria ただ神に栄光を帰して捧げる
そんな思いで歌うなら 必ず祝福して下さいます。
なぜなら
14章16節
「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもう
ひとりの助け主をあなたがたに お与えになります。
その助け主が いつでもあなたがたと、ともにおられ
るためです。
その方は、真理の御霊です。」

”I will ask the Father,and He will give you 
 another Helper ,who will stay with you

 forever--- the Spirit of truth (SANCTO

 SPIRITU)”

Soli Deo Gloria の思いで歌おうと願うなら 父なる
神は 約束通り上から助け主をおくって下さいます。
 Cum Sancto Spiritu を実感したならば 
わたしたちは この世が与えると全く異なる 天的な平安
につつまれ すべての不安は消えうせるでしょう。 

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平安の聖言にあう、カンタータがあるかなと、考えてみました。
158の「平安、なんじにあれ」が良いかなと
思ったのですけど、
you tubeには動画はありませんでした。
158はバス・ソロがメインのカンタータで、
だいたい、名曲、82番「われはみちたれり」と
56番「われは喜びて十字架を負わん」とカップリングされて、
バスの為のカンタータCDに入っています。

さわりだけでも、きいてみたい方は、
こちらをクリックして試聴してみてください。

http://ml.naxos.jp/album/CD92.048

「神の時は、いと良き時」

最近よく聴いている曲を・・・

バッハのカンタータ 第106番「神の時は、いと良き時」
いろんな、訳し方のある、タイトルですが、
私にとっては、

旧約聖書の 伝道者の書(あるいは コヘレトの言葉)
ーーーー英語では Ecclesiastes 

その 第3章 11節

「神のなさることは、すべて 時にかなって美しい。
 神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた」 


He has set the right time 
for everything.
He has given us a desire 
to know the future.

から、思い起こされた、曲です。

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カンタータ第106番

「神の時は いとも ただし」(哀悼行事)



BWV 106

Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit (ACTUS TRAGICUS)



用途:追悼式

原詞:作者不詳

訳詞:大村恵美子


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1. ソナティーナ



2. 合唱

神の時は いとも ただし

主に 生き はたらき われら あるなり (使徒行伝17:28)

みこころの ままに

定められたる とき われら 死す



(アリオーゾ・テノール)

主よ さとらせたまえ われらに 死すべき ことを

われら 死に さとからしめよ

(詩編90:12)

(アリア・バス)

なが 家を ととのえよ

なんじ 死にて 世を 去ればなり

(イザヤ38:1)

(合唱とアリオーゾ・ソプラノ)

ふるき さだめ ひとは 死すべきなり

しかり 来ませ 主イェス

(外典シラク14:18、黙示録22:20)

3. 二重唱

(アリア・アルト)
なが み手に ゆだねまつる わが たまを

あがない主 まことの 主よ

(詩編31:6)

(アリオーゾ・バスとコラール・アルト)

われと ともに きょう なんじ 天つ国に あるべし

(ルカ23:43)

われは 去りゆく

やすらかに

こころ なぐさめられ

しずけく

主 われに 告げぬ

死は 眠りと なれり

(Martin Luther „Mit Fried und Freud ich fahr dahin“ 1524 第1節)(Simeons Lobgesang)

4. 合唱

みさかえ ほまれは

父と 子なる 神に

きよき みたまに

われらに

勝利を たもう

イェスに より アーメン

(Adam Reusner „In dich hab ich gehoffet, Herr“ 1533 第7節)




http://jp.youtube.com/watch?v=8fqdu8JQf58&feature=related


http://jp.youtube.com/watch?v=anOOGg98cpQ&feature=related

http://jp.youtube.com/watch?v=pzLkY5BG57g&feature=related


これは、コープマンの指揮の106番です。美しい映像なので、
みなさんも、どうかご覧ください。

アマールと夜の訪問者

「音楽工房のあ」のクリスマス・コンサートに、行ってきました。
我らがI澤副団長が、三博士の一人、黒い王様
バルタザールを演じるとおっしゃるので、
嬉々として出かけました。

この、オペラは、メノッティ作曲の
テレビ用に書かれた、クリスマスの物語で、
足の悪い貧乏な少年アマールとお母さんの家に、
星に導かれてイエス様を探す
三人の王様が、訪ねて来て、
一夜の宿を貸してもらい、
事件が起こるというお話です。

現代作曲家の音楽なので、
和音が、とっても微妙。
まるで、プロコフィエフのような
所もあり、ムソルグスキーみたいな
バス進行の所もあり、
これは、音を取るだけで、本当に大変な
作品だと思いました。

I澤さん、楽々と現代ものをこなして
いらっしゃり、本当に、尊敬・・・。
しかも、一番うまい・・・(身内ひいきではございません。)

奇跡が起き、アマールの足が治る所は、
一番感動するところです。
「あるける~~♪」
I澤さんのバルタザールのバスが会場に響きます。
「歩ける~」メルヒオール王の声
「歩ける~」カスパール王の声
「本当に~」お母さんの声
「ダンスもできる~」アマールが歌い踊ります。

英語の動画がありましたので、ちょっと、ここに
貼り付けておきます。

http://jp.youtube.com/watch?v=cRUYJGM9jo0&feature=related

日本語版は、分かりやすく楽しく
これは、本当に素敵でした。

本当に、素敵な、クリスマスの贈り物でした。
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